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ノーベル賞とノーベル

注)この話はある学生の手記という話の一部でありフィクションです.

 

10月20日

ノーベル賞を喜ぶ人々に疑問を唱えるコメントが物議を醸していることを知る.

きっと私はそのコメントを指示はしないが,コメントした人は,その人なりに意見があったのだろうと思った.

 

ノーベル賞はその5部門アルフレッド・ノーベルの遺言によって定めている.

(のちに経済学賞ができる)

 

アルフレッドノーベル自身は液体で少しの衝撃で爆発してしまうニトログリセリンの固形化によって,ダイナマイトなどの爆薬を開発し,当時の採掘を大きく進歩させ,莫大な富を築いた人物である.

だからきっとノーベル工学賞はないのだろう.

 

ちなみに,その昔読んだ伝記では,開発過程で工場が爆発してしまい,ノーベルはその場におらず生き延びたが,妹を失ったのではなかったか.

 

そしてもう一つ,ノーベル賞が政治的な圧力を受ける可能性である,

アインシュタインは光量子の理論でノーベル賞を受賞している.

 

 

ノーベル賞に選ばれた方々は本当にすごいと思う.

なぜこの話を書いたかというと,たまたまその物議を醸したコメントを見たからである.その人の言うことも完全に全てが間違っているというわけではないのでは?と思ったが,それに対する批判が怖かったので.

 

歴史を知ることは大事と思う瞬間だった.

何がどこで役に立つかわからないが,発言に慎重になる.

 

アルフレッド・ノーベルの伝記,アルバート・アインシュタインの伝記は面白かった.軽い読み物として,児童向けのものがおすすめである.

 

ノーベル―人類に進歩と平和を (講談社 火の鳥伝記文庫)

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アインシュタイン―科学の巨人 (講談社 火の鳥伝記文庫)

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