ばいばい,という言葉について
ばいばいという言葉は使わないようにしている.
できるだけ,ではまたねというように
これからもまた会って欲しいという気持ちを込めることにしている.
そうするようになってから,別れ際になって
「じゃあまた◯◯のときにでも!」
というために,つぎにこの人と会えるのはいつだろうか.
と考えるようになった.そして,すぐに会えるということがしあわせだと気付き,次いつ会えるかわからない人はだからこそもっと大事にしようという気持ちが生まれた.
でも,残念ながら私にはもう二度と会えない人がいる.
私を育ててくれた世界一大事な人だったけど,もう元気なその人をしあわせにすることができない.なぜもっと大事にできなかったのか,今思い返しても自分を許せないけど,その出来事で学んだことは,どんなに忙しくて余裕がなくても,自分の大切な人のための行動は惜しんではいけないということです.
ときどきいっぱいいっぱいになってしまうけど,自分の場合それだけはやらないと後悔し続けることがもうわかっているので,しんどくたって頑張りたいと思えます.
また会えることがしあわせだと覚えていたいので,ばいばいではなく,「ではまた!」と言っています.